倫理審査委員会
学術研究倫理審査委員会-研究を始める前に倫理審査を受けましょう
このたび、石川県薬剤師会では「学術研究倫理審査委員会」を設置し、2019年2月10日より臨床・疫学研究の倫理審査申請の受付を開始いたしました。申請を希望される方は、下記に掲載の「手順書」をご確認いただき、必要書類をダウンロードの上、郵送で申請してください。なお、ご不明な点につきましては、石川県薬剤師会 倫理審査事務局までお問い合わせください。
人を対象とする医学系研究とは
人(試料・情報を含む。)を対象として、傷病の成因(健康に関する様々な事象の頻度及び分布並びにそれらに影響を与える要因を含む。)及び病態の理解並びに傷病の予防方法並びに医療における診断方法及び治療方法の改善又は有効性の検証を通じて、国民の健康の保持増進又は患者の傷病からの回復若しくは生活の質の向上に資する知識を得ることを目的として実施される活動をいいます。
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」について
臨床・疫学研究の実施にあたっては、本指針に則って進めることが求められており、薬剤師が活動する分野の研究においても、学会発表、論文投稿の対象となるものについては倫理審査が必要かの判断、並びに必要なものについては倫理審査を受けることが必須の状況にあります。下記に、倫理指針およびガイダンス等の資料を掲載しますので、研究に着手する前に必ずご一読ください。
資料【厚生労働省HP掲載資料】
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」
(平成26年12月22日・平成29年2月28日一部改正)
「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンス」
(令和3年4月16日・令和4年6月6日一部改訂・令和5年4月17日一部改訂)
「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針ガイダンス(附則編)」
(平成29年3月8日)
研究倫理に関する研修について
ガイダンスでは、「研究者等は、研究の実施に先立ち、研究に関する倫理並びに当該研究の実施に必要な知識及び技術に関する教育・研修を受けなければならない。また、研究期間中も適宜継続(少なくとも年に1回程度)して、教育・研修を受けなければならない」と定めています。
申請時に研修終了証(写し:有効期間内)を添付してください。
- ◎ 委員が研修を受けなければならない根拠
- 日本薬剤師会 生涯学習支援システム(JPALS)(リンク)
- ICR臨床研究入門(リンク)
- APRIN eラーニングプログラム(eAPRIN)(リンク)
- 臨床試験のためのe-Training center(リンク)
申請に必要な書類
<申請時に必要な書類>
- 倫理審査申請書(新規・継続審査の場合)【様式1】
- 研究計画書(参考資料)【様式2】(別添2に沿って記載する)
- 記載例1観察研究 記載例2介入研究
- 冊子「研究倫理審査 申請準備ガイド ~研究計画書の記載方法~」(日本薬剤師会)
- 研究責任者の経歴書【様式3a】(責任者)【様式3b】(分担者)
- 利益相反自己申告書【様式4】
- 同意のための説明文書(参考資料)【様式5】
- 同意文書【様式6a】、同意撤回文書【様式6b】
(但し、侵襲かつ介入を伴わない観察研究では同意関連文書を必ずしも必要としない場合があります) - 倫理審査申請のためのチェックリスト【様式7】
- 研究倫理に関する研修修了証のコピー(研究責任者)
- その他倫理委員会が必要とした資料
<目的に応じて必要な時に提出する報告書>
【審査費用】
請費用は1件あたり石川県薬剤師会会員の方(申請者が会員であること)は、5,000円(税別)です。石川県薬剤師会非会員の方は、15,000円(税別)となります。
<申請費用のお支払い方法>
必要事項(下記)を記入の上、ATMまたは窓口へ申請費用を添えてお振込ください。
【申請書類の郵送先】
封筒に「倫理審査書類在中」とご記入いただき、
〒920-0032 石川県金沢市広岡町イ25-10
公益社団法人石川県薬剤師会会長 宛
ご郵送ください。
<倫理審査 年間スケジュール・年4回>
5月、8月、11月、2月(申請書類の提出締め切りは前月の10日)となっております。審査には時間がかかります。余裕をもって申請してください。
【お問い合わせ先】
メールでの倫理審査申請はできません。
公益社団法人 石川県薬剤師会
学術研究倫理審査委員会 事務局 谷内
〒920-0032 石川県金沢市広岡町イ25番地10
電話(076)231-6634 FAX(076)223-1520
メールアドレス kenyaku@plaza-woo.jp